辛いこと、苦しいことは私たちの日々の中に常にあって、
時にはあまりの困難に挫けそうになってしまい
つい神頼みをしたくなることもあるかもしれません。
でも神様は、決して困難を遠ざけてくれたりはしません。
なぜならそれは、生まれる前に私たち自身が決めてきた
魂の学びや課題を果たすための大切な舞台であるからです。
「古武士霊は語る」という本の中にこんな一節があります。
🍀🍀🍀
真の祈りにはそれなりの効用があることは事実です。
しかし、いかなる精神的行為も、
身を以って果たさねばならない
地上的労苦の代用とはなりません。
祈りは自分の義務を避けたいと思う
臆病者の避難場所ではありません。
人間として為すべき仕事の代用とはなりません。
責任を逃れるための手段ではありません。
いかなる祈りにもその力はありませんし、
絶対的な因果的連鎖関係を
寸毫も変えることは出来ません。
(中略)
あなたを悩ます総ての問題と困難に対して、
正直に、正々堂々と、真正面から取り組んだ時、
解決のために有りったけの能力を駆使して、
それでも力が及ばないと悟った時、
その時こそあなたは何らかの力、
自分より大きな力を持つ霊に対して、
問題解決のための光を求めて祈る
完全な権利があると言えましょう。
そして、きっとその導き、その光を手にされる筈です。
何故なら、あなたの周りにいる者、
霊的な目を持って洞察する霊は、
あなたの魂の状態を
ありのままに見抜く力があるからです。
例えばあなたが本当に正直であるか否かは一目瞭然です。
祈りについて(シルバー・バーチの訓え)
🍀🍀🍀
これまでの積み重ねによって撒かれた因果の種を
祈ることで解消出来るなどということはありません。
それはとても厳しい人生の摂理かもしれません。
自分の力だけでは一ミリも動かないように見えることでも
ただ、すべきことだけをきちんとして、
その後は天に采配を任せるだけでいいと思うのです。
それでもあなたの苦しみは、決してムダにはなりません。
困難をかいくぐった先にもたらされるご褒美は、
まるで乾ききった喉を潤す果物の味のように
「ここまで頑張ってきて本当に良かった」と
魂の底から味わうことの出来る喜びとなるはず……。
だから、挫けないで。
もしも選択に迷った時は、少しでも愛のある方を
選ぶようにすれば きっと大丈夫だから。
(この記事は、過去のインスタグラム投稿をブログ用に再掲したものです)
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