外向きに世界がどんどん広がって行けば行くほど「自身のスタンス」と「ホームポジション」はとても重要なものになって来ます。
大勢の中でも自分の軸がブレないようにするためには、基本の立ち位置や足元を踏み固める作業が必要不可欠だからです。
関わっている誰かに刺激されるように、ここしばらく あなたは自分に対しての勝負に力いっぱい挑んで来たでしょう。
けれど、もしも誰かを裁こうとするならば それは同時にあなた自身をも切り付ける「諸刃の剣」になり得るのかも知れません。
相手を見つめる瞳に映るのは、紛れもなく写し鏡のあなたの姿。相対するものは真逆なようでその実同じライン上に存在するのです。
1月は、どういう自分でありたいか 模索しながら公に向けてあなたという看板や肩書を作り上げている最中だろうと思います。
身内や私的な環境について何らかの課題が見えて来るかも知れませんが、それが後々あなたを支える基盤となってくれるでしょう。
忙しく収拾が付かなくなりがちですが、包み込むような温かさで「誰かのため」にしてあげられる事の中に大きな意味があります。
1月後半、何か夢中になるものに出会いそうです。恋愛や子供の事、趣味など好奇心をくすぐられるような出来事があるでしょう。
2月、引き続き身近な場所で優しい責任感を見せて行くでしょう。それはあなたにしか出来ないひとつの技でもあります。
ただひたすら尽くしているだけのように思えていた状況から、次第にその中にある「本当に大切なもの」が見えて来るはずです。
2月後半、何かをプロデュースするための計画を立てるかも知れません。見直しを重ねながら本筋を見極める作業が発生します。
関わる誰かによって表向きとは別の本音が引き出されたとしても、それこそが見つめるべきものの真実を物語っているでしょう。
3月は、あなたの働きぶりが大きな愛と癒しをもたらします。担当範囲や責務の枠を超え、調和のエネルギーで周囲を包むでしょう。
ただし、自分本位に流れてしまうと空回りするかも知れません。あくまでも無償で誰かのためにと心を砕く事でバランスが保てます。
この頃は あなたの魅力が輝きとてもモテる時期でしょう。フィジカルな関わりは焦らずゆっくり絆を深めて行く方が良さそうです。
3月の終わり、誰かの影響で自分の立ち位置を熱く意識しそう。けれど全ての答えはあなたの優しい志の中に含まれているはずです。
4月、人間関係や何かインパクトのある関わりから、勢いよくあなた自身の一大変革のスイッチが入る激動期です。
不必要な関係性を断ち切ったり、担うものを明確にしたり、あるいは収入の途をきちんとした形に定めようとするかも知れません。
組み交わす議論や新技術の導入など試行錯誤しつつも、社会的肩書や立ち位置、自分の在り方そのものを変革して行くでしょう。
4月後半、縁ある人との出会いや何か大切な節目が訪れる気配があります。深い内容の話や約束が交わされるかも知れません。
あなたが手掛けて来た事がここで深く認められたり、これまで周囲に尽くして来た事が報われるような出来事がありそうです。
5月は、引き続き熱いチャレンジとそれを支える優しいムードが続き、その中をアクティブに行動しているだろうと思います。
恋愛はここへ来て予想外の展開が起きやすくなります。親密さやフィジカルな面での葛藤、捉え方の違いなどが意識されそうです。
5月後半、恋愛に限らずライバルや意表を突く形で何かと相対するかも知れませんが、チームや仲間が心強い味方となってくれます。
これまで空回りや勇み足があった物事も大分スムーズになり、専門的な学習を始めたり遠くへ出かけて行く人もいるかも知れません。
6月、目指すべき良いテーマが見つかりそうです。ただし、この時期 物事の進み方はもたつきがちになるので焦りは禁物です。
愛情面はこの時期 身も心も満たされたいと願う濃密なものとなりそうですが、深い想いと共に何らかの葛藤は付いて回るでしょう。
6月中旬以降、遠く手の届かない場所に行ってしまったような かつての重要な相手と再会するような出来事がありそうです。
そこから何か、あなたが目指して来たものや作り上げて来たものに関わるご縁が運ばれて来るような気配もあります。
こちらに向かって「やって来る」相手にインパクトがあるほど、何だか自分が巻き込まれてしまっているような気分になるものです。
けれど、ここしばらく 天秤座はまさに「自分から」動かなければならない状況に自分を追いやっているのではないでしょうか。
優しい責任感であなたが成し遂げようとするものは、あなたにしかない才能やこだわり抜いて来たものと深く結び付いているでしょう。
これまでの価値観やスタイルを誰かに大きく揺さぶられながら、あなたは自分自身を懸命に改革し続けて来ただろうと思います。
それは 原石が磨き上げられて輝きを放つように、あなたの中に秘められている光を もう既に自分自身で知っているから。
「やって来る」のは、そんな光を取り出しブラッシュアップしてくれる相手、だという事も もちろんあなたは知っているはずです。