友人や、あなたの属する何かのグループなどの大切なつながりは、存続や未来の方向性を探している最中でしょうか。
その中には さわやかで優しい情愛も、密かに含まれているのかも知れません。
突然の変化や出来事の後の団結。絆を結ぶというミッションが、誰かとの間に大きく横たわっているのではないかと思います。
1月は、そうしたつながりを 個人を超えた多くの思いを乗せて、この先の歩みへと一歩進めて行く時期となるでしょう。
あなたの優しさで仲間の意志をすくい上げ、細やかに手を入れ受け継いで行くような流れが生じます。
それぞれの思惑をひとつの軸としてまとめ、支える役割が この時期のあなたにはあるのだろうと思います。
恋愛も、あまり人目に触れない場所や静かな場所で、穏やかで温かな想いが築かれている所かも知れません。
1月後半、誰かとの関係性は 確かな「約束」のような手ごたえが感じられるでしょう。
しかし、それはそのまま静かに温められ、大勢の思惑との調整を図らなくてはならないかも知れません。
恋愛は、相手の言葉や行動を受け入れつつ 緊張の糸を保ちながら進むでしょう。
2月、「約束」は急展開のようにして 密かに大勢に伝えられ、みんなの合意が固まるかも知れません。
新しい風と前向きな希望を取り入れながら、あなた本来の全てを抱き込み不思議な変化を起こす力が ここで芽を出すでしょう。
後半になると、いよいよあなたのリードで「受け継いだもの」の形を変容させる過程が始まりそうです。
意見の食い違いや考え方の違いも、ここでは現れて来るかも知れません。
それも、未来に耐え得る強い絆を築くために通るべき道なのだと思います。
3月は 細かな問題や葛藤を呑み込みながら 何かひとつの形を持って「絆」が現れて来るのではないかと思います。
恋愛にも しっかりとした協力的な関係性が出来上がるでしょう。とても豊かな感じがします。
結婚などの形も出来そうな気配があり、家柄などバランスに対する葛藤がありつつも 揺るぎない信頼で結ばれているでしょう。
急展開を見せたアイディアや新しいコミュニケーションは 後半に入ると見直しを図る時期となります。
あなたの包容力がここでその力を見せ 情熱を持って丁寧に手を加える必要が出て来るでしょう。
周囲の勢いは増していて、その手綱を握るのはなかなか大変そうですが、あなたにはとても強く大きな愛情が備わっているでしょう。
新たに生まれ変わるための、ここまでの何らかの「歴史」が あなたの手と意志に握られているのだろうと思います。
4月は、パートナーとの関係や対人関係において 少々身動きが取れなくなるような気配があります。
家庭や身近な環境の中で 可愛らしい甘えが通じなかったり、あるいは無邪気な誰かの気持ちが何かに差し支えるなど
周りの求めて来るものと あなたの気持ちのギャップに悩む時期かも知れません。
けれど あっけらかんとした誰かや、やや奇抜な方法、仲間内の権威ある人物などに その解決の糸口が見つかるでしょう。
ここではあなたの意志は、これまでのパターンとは正反対なのかも知れません。
4月後半には 何らかの解決策や、周囲の理解が得られるのではないかと思います。
5月になると、あなたと誰かの間の葛藤は まだ公には横たわっているものの
周囲の協力や、グループ・チームの助けが得られるようになるでしょう。
問題は問題として、目の前にある事はまたそれとして 清濁併せのむような懐の深さを身に付けられるのではないかと思います。
受け継ぐものの重さに対し、ここでは前述の無邪気な「甘え」が良い方向に働く気配もあります。
後半には、身近な環境がとても賑やかになって来るでしょう。収拾が付きにくい位のノリの良さです。
これまでに培ったあなたの懐の深さで 知らず知らずのうちに周囲をまとめて行く事になるでしょう。
無邪気さは、ここでも有効に働きそうです。
6月、家庭の中や自分の居場所において、あなたの立ち位置が身内に受け入れられる時期となりそうです。
まだ あなたを悩ませる風の噂のようなものはあるかも知れませんが、あっけらかんと流しておいて正解です。
しっかりと自分のポジションは根を張って行くでしょう。
情のあるコミュニケーションや 温かい愛情が、あなたを支えてくれるはずです。
6月の終わり、あなたの責任感は 堂々とした熱さを持って仲間と関わるようになって行くでしょう。
ここでのリーダーシップは 優しさも強さも含み、これまでのあなたが自分自身で創って来たものです。
身近な「おしゃべりやさん」たちをも納得させるだけの 本当の度量の大きさを備えている事に気付くでしょう。
この上半期の魚座は ただ優しいだけではない、本物の「器の大きさ・強さ」を鍛え上げ
あなたにしか出来ない「ややこしい事態が知らないうちにまとめ上げられてしまう」ような、
不思議な魔法を身に付ける時期と言えそうです。
それは単純に、事態がそういう方向に流れて行くものに乗ったという事ではなく、
計算でもない 壁も絆も超えた「人間性」という、
魔法のようでいてしっかりとした才能を自ら作り上げる時期、なのではないかと思います。