コロナ禍で遠方移動が出来ず、ミディアムシップの勉強をやめたはずが…
先日、ミディアムシップ講師でもあり現役ミディアムでもある先輩のKさんが、私を訪ねて山梨に来てくれました。
これまでほぼ毎週、ミディアムシップの勉強のために山梨から新宿まで通っていた私。
コロナ禍において遠方への移動が憚られるようになり、とうとう勉強自体をやめてしまったのですが、
Kさんに会うのは、それ以来約二年ぶりということになります。
私自身はもうすっかり学びからは遠ざかっていましたし、KさんとはSNSで繋がっているくらいでそんなに特別な接点もなかったのですが……
縁とは面白いもので、私のブログ記事を仲介にして、ある時Kさんから連絡を頂いたのです。
何でも、たまたま私のブログ記事(以下の「パンとお米」)を読んでくださったKさんのお知り合いの方から、二人で何かコラボして欲しい(?)というようなことを頼まれたんだとか。
うーん、そもそも私は現役ミディアムでもヒーラーでもないし、私にできることなんて特に何もないんだけどなあ??
――などと思いつつも、Kさんと何度かやり取りをした後に、それから少し時間は経ちましたが私の住む山梨への「ミディアム女子旅」が実現したという訳です(笑)
比べてみると共通点が多い、Kさんと私のホロスコープ
以前、とある機会にKさんのホロスコープを見たことがあるのですが、実はKさんと私のホロスコープってよく似ているんですよね。
誕生日が約二か月違いなので動きの遅い星のサインやアスペクトが似ていてもそんなに不思議はないのですが、ASCも同じ、ライツ(生まれの太陽と月)の位置関係も相似と、色々共通点が多かったのです。
これってチャート分析だけでは単なる相似で終わってしまうのですが、そこは一応私もミディアムの端くれ。二人の間に何らかの前世的な絡みがあるのを感じました。
そこで二人のホロスコープを重ねてコンポジットとシナストリーチャートを出してみたところ、
「ああ、やっぱりねー。そうだと思ってたよ~」という結果に……。
シナストリーチャートから見た二人の関係性
シナストリーによれば、私の存在はKさんの社会的目標やチーム性に対して貢献し、Kさんの存在は私の理想を具体的な収入や任務としていくために貢献するという組み合わせです。
これは本当にその通りで、理想ばかりが先立ち具体的な行動に二の足を踏む私に対し、Kさんはいつもそれに喝を入れてくれる存在(笑)
そして私はお金だとか地位だとかいったものに全く興味がないので、Kさんが目指す「これから」の計画に、損得抜きで純粋に協力できるようなポジションにいる訳です。
お互い趣味嗜好や目指すところはとても似ているのに、行動パターンはまるで正反対。なのでそれぞれの足りないものを補い合えるwin-winの関係とも言えます。代わりに葛藤も生みますけどね、正反対なので。
そして同じカルマ(今世で果たすべき課題)を持っているので、恐らく前世でかなり近い位置にいたんじゃないかと思うのです。
例えるなら中世ヨーロッパの魔女的存在に近いかな。アニメや映画に出てくる魔法使いのおばあさんみたいなやつじゃなくて、もっと現実的な「薬草を煎じて病気や怪我を治療したり、星の動きなどから世の中を占ったり」する人。
前者に長けていたのがKさん、後者担当が私。それが現在に引き継がれているような気がしますね。
コンポジットチャートから見た二人の関係性
これを見ると、明らかに二人の活動のテーマはミディアムシップなんだなと感じますね。
見えない心の傷、カルマにより(12ハウス魚座の太陽他、ドラゴンヘッド、キロンなど)スピリチュアルな意図で出会わされた二人。それを昇華していく舞台は生と死の狭間の領域(8ハウス蠍座)にあるような気がします。
そしてカルマの昇華のために取るべき行動は、それを任務として仕事にしていくこと。魂の救済としてのミディアムシップですよね。それからヒーリング。
めちゃくちゃシンプルで強力なチャートで分かりやすい(笑)
MCが山羊座なのである程度きちんとした組織化、教育などの方向性もあるかもしれません。
冒頭の女子旅じゃないけど私たちの感性は似ているというか、アロマや石、アンシェントメモリーオイル、ハーバリウムなど何だかんだ趣味が被っていたりもします(笑)
逃げても逃げても向き合わされるスピリチュアルな道
実は先輩ミディアムであるKさんとは違い、私自身はてんで自信がないミディアムシップ。それを仕事にする気もなければ講師をする気だってさらさらありません。
それなのに、今回のKさんとの再会と前後して、私の周りには運命的とも言える強制的な流れが巻き起こっているのです。
その一つは、人生最大の悲しみとも言える大切な友人との別れ。
行方が分からなくなっていた友人が、悲しい死を遂げていたことをつい先日知らされたのです。そして友人が最後に会っていた人物、それが私。
もしも状況が状況なら、重要参考人のような立場になっていたかもしれません。
友人の死には不明な点が多く、霊界と現世とを結べる状況にある私はとても重要な役目を授かってしまっています。出来る限りベストを尽くし、友人の想いを晴らしてあげたい。それにはスピリチュアルな智慧なくしては成し遂げられません。
人生の折り返し地点をとうに過ぎた今頃になって、こんなに辛い思いをするなんて……。
もう逃げられないというか、本気で向き合うことを霊界から求められているのでしょうね。
今回、図らずも再会することになったKさんと私の接点は「ミディアムシップ」。
そして共通点の多い二人のホロスコープ。
私たちのミッションは、きっとスピリチュアルな智慧を周囲に伝え継いでいくことなんだと思います。
友人のためにも、私に出来る限りの手は尽くしてあげたい……そんなタイミングと前後してのKさんとの再会は、決して偶然ではなく霊界からの差し金が入っているように感じるのです。
これからどんな展開を辿っていくのか、今はまだ分からないけれど
ともかく乗り掛かった舟というか、流れに身を任せて(霊界を信頼して)進んでみようと思っています。