2020年10月*全体の星の動き
10/2、牡羊座で満月が起こります。
一つのサイクルがある到達地点に達し、そこから次の場所を目指して新たに出発するような時。
満ち切ったものの中には目指してきた成果や積み重ねもあるでしょう。
そして既に役目が終わり形骸化してしまったものもあるかもしれません。
牡羊座という始まりのサインで起こる満月は、これらを元に前向きな出発点を示してくれています。
続く10/3、金星が乙女座へ、10/4に冥王星が順行に戻ります。
動かしがたいものは依然としてそこにあり、人々は忘れていたそのことを思い出すでしょう。
冥王星を含む山羊座の木星・土星とスクエアを取り続ける牡羊座火星は、
逆行しながら、それでも来たるべき新時代に向けて一矢報いようと策を取り続けるのでしょう。
強大な力と堅固たるもの。年功序列や権力のようなトップダウンが強く意識される状況となり、
「動かしがたいもの」の強大さが人々の目に余る光景として映るかもしれません。
だからこそ、フラットな世界を実現するためにどうしても越えなければならない闘いがあり、
今はそのための士気を養う大切な時間帯となっているのだろうと思います。
10/14、蠍座で水星が逆行を開始。牡牛座天王星とはオポジションに向かいます。
先の冥王星を含む山羊座木星・土星と天秤座太陽、牡羊座火星はTスクエア。
決定事項が二転三転したり、スタートしたことが途中でひっくり返ったりしやすくなる時期です。
また正義を盾に戦いを挑む、制裁を下すなどの不穏な動きには加担しないようにしたいものです。
続く10/17にはこのTスクエアの一角を成す太陽に月が重なり、天秤座の新月に。
このTスクエアには双子座ドラゴンヘッドが調停の位置を取り、きな臭さはだいぶ和らぎそう。
揉めた後の合意、戦いの後の和平協定が結ばれ、建設的な方向へと進路を変えるでしょう。
ただしその合意は、今後も翻る可能性があることは頭に留めておきたいものです。
10/31、牡牛座で満月。この満月は天王星とは合となります。
固く閉じていたもの、こだわり積み上げて来たものが満ち、その形を変えるタイミングです。
満額に達した貯金や勤め上げてきた仕事などを、次の目的へと活かすことにシフトするような時。
一抹の寂しさや変化への恐れがあったとしても、新しい時代はもうすぐそこまで迫っています。
積み上げて来たものは「その活躍の場所」を待っているはず。
時間も経験も、想いも信念も、すべてはその舞台のために用意されてきたものなのかも。
ここから未来へ向かって形を変え、また新たなスタートを切っていってください。
2020年10月*12星座の運勢