占いにも得意分野・不得意分野があります
「占い」と一口に言っても、一つの占法で何でも分かるという訳にはいかないんですよね。
占いって、種類によってそれぞれ調べられる内容に違いがあるんです。
例えば、タロットを広げている時に
「俺の人生で一生の内に果たすべき使命って何なんだろう?」って聞かれても、
それはなかなか応えられない質問です。というのも、
タロットはほとんどの場合、近い過去~近い未来までを観るのに向いているからです。
また、占星術のホロスコープを見ている時に
「彼は今、私の事をどう思っているのかな?」と聞かれても、それも答えられないのですね。
占星術は、タロットとは逆に「一生の間の人生の青写真」を探るのに向いているんです。
そこで、各占いの得意分野と、占術を選ぶ基準をまとめてみました!
せっかく占い師さんに観てもらうのなら、一番お悩みに合った占術を選んだ方がいいですよね。
ただし、ここで挙げる基準は、あくまでも一般的なものだと思ってくださいね。
占い師さんによっては、霊感をお持ちで一つの方法でかなり色々分かってしまう方もいますし、
複数の占術を扱える方もいらっしゃいますから……。
(たいていの占い師さんは、複数の占術を持っていますよね)
※ここに挙げたものはあくまでも占い師さんを選ぶための参考で、占術の解説ではありません。
また、姓名判断は比較的内容が分かりやすいため、ここには挙げませんが何卒ご了承ください。
タロット
・近い過去~近い未来までの出来事や気持ちの流れを見る。
・現在置かれている状態や、協力者の有無などを探る。
・このまま行った場合や、別の選択をした場合の可能性を探る。
比較的短いスパンでの物事を観るのに適しています。
「相手の気持ち」などフクザツな心理状態を知るのに強い占術です。
逆にYES・NOや結果の可否など、ハッキリ断定する事柄には不向き。
占星術
・才能・人生の流れや傾向・起きやすい事柄などをつかむ。
・節目や転機などの詳細な時期、その時注意すべきポイントを探る。
・先天的~後天的なものまで様々な角度から相性や性格傾向を探る。
膨大なデータを使うため、その場でパッと答えを出すのには不向き。
調べるほど詳細なことが分かりますが、相手の気持ちなどは読めません。事前に生年月日を教える場合やメール鑑定などに向いています。
霊感系
・生年月日が分からなくても、ほとんどの場合相手の事が占える。
・自分の気づかない部分、協力者や妨害の有無などを探る。
・気持ちや心理状態などあいまいなものから真実を探る。
恋愛の悩みには特に強いと思います。人の気持ちを感じるのはやっぱり人!波長など占い師さんとの相性によって観え方・感じ方に差が出るため、客観的な具体策を導き出すのにはあまり向きません。
【参考】霊感系占い、後で当たってびっくり! 同時に切れたふたつの「輪」
算命学・四柱推命
・生まれ持った才能や運勢の傾向、運勢の波・バイオリズムを知る。
・節目や転機など変わり目の時期、注意すべきポイントなどを探る。
・基本的な相性や性格傾向を探る。
生まれ待ったエネルギーを基本に、固有の人生傾向を導き出します。
長いスパンの人生設計や行動の事前計画を立てるのに向いています。
相手の気持ちなどは読めません。運勢の波予測には特に強いです。
九星気学
・本質的な才能や運勢バイオリズム、基本相性などを知る。
・家相・方位の吉凶、移転や旅行の吉凶などを調べる。
・具体的な「開運」のための行動を探る。
詳細な悩みを占うより、目的の開運方法を知るのに特に強いです。
固有の運勢を基に、その人自身の「開運法」を調べるのに向きます。
相手の気持ちなどは読めません。方位には特に強いと思います。
手相
・才能や気質・適性、願望、運勢、人生の転機などを探る。
・現在~今後の健康状態や運勢の状態を知る。
・性格傾向から「開運」のための行動を探る。
現れている手相から、かなり詳細な運勢や時期が読み取れます。
ただし、相手の気持ちや試験の結果など、具体的な質問には不向き。
気質や今現在の状態から解決策を探るのには特に強いと思います。
易占
・今現在の状態や、質問の答えをハッキリ知りたい。
・決断が必要な事柄、YES・NOなどの方向を決める。
・私情の混じらない「最善」のための答えや選択肢、対策を探る。
かなりハッキリした質問の答えや結果を知ることができます。
きっかけや時期、物事や人物などの吉凶が分かることも。
探し物の場所、試験の結果などを尋ねたい時には特に向いています。