2012年のスタートは、引き続き公の場所での新しいチャレンジが続いているかも知れません。
対人関係の中で見えて来るものは 固くしっかりした「形」を伴うものでしょう。
あなたのこれまでのパターンを崩すような強い要求が、外側からもたらされているかも知れませんが
それは小さな世界から、一歩 大きく外に飛び出すための扉なのです。
仲間との結束を大切にする蟹座は、守るべきもののためなら驚くほどの強さを見せる星座です。
今期はその力を、小さな枠に囚われないもっと大きな包容力へと鍛え上げるための時期と言えそうです。
あなたの周囲への責任感や優しさは、身近な輪から やがて地域や環境などへと広がって行くでしょう。
そのための現実的な強さや実行力を、対人関係を通して学び 身に付ける必要があるのです。
1月は、物事のハンドリングが相手主体で進んで行く状態かも知れません。
きちんと業務を遂行してくれるような仲間はいつつも、実務的な関係性であったりして
取り残されたような寂しさや 情の通用しない理知的な環境の中で孤独を感じる事もありそうです。
ですが実は「合理的」な印象に見えるその内側には、わけ隔てない人間的な愛情が流れているはずです。
2月になると、だんだんそうしたあなたを取り巻く世界の意味や「可能性」が分かって来ると思います。
たくさんの人や ものごとの上に、垣根なく注がれる本物の「情」とはどういうものなのか?
あなたに託されたその「種」は、目の前の形式を超え 壁のない高い意識へと変化して行くでしょう。
恋愛にもこれは言えると思います。あなたの包容力が、意志を持って大きく広がり始める時期です。
2月の終わり~3月頭、誰かに批判的な言葉を投げかけたくなったり、自己葛藤にやや悩みがちかも知れません。
けれど そんな姿を見せられるような大切な人達は 後にあなたをしっかりと理解し、支えてくれるでしょう。
本当の仲間、身内、パートナー、そうしたものを ここで発見出来るのかも知れません。
それは あなたの意識が大きく広がり変化し始めた事の証明とも言えるでしょう。
3月は、仲間の存在がとても大きな意味を持って来ると思います。
チームや団結の中で しっかりと積み重ね何かを生み出したり、作り上げる事の意義を強く感じるでしょう。
これまでに学んだり 仕込んで来た何事かが、ここで日の目を見るといった事もあるかも知れません。
新しい技術や未来に向かって先駆けたもの、そこにはこれまでに埋め込まれた核のようなものが存在するでしょう。
パブリックな事への比重がとても高い時期です。
4月は、その「新しいもの」について、もう一度細かい部分を詰めて行く作業が発生するかも知れません。
あいまいな部分が見つかったり、逆に何かがあいまいになってしまったりといった事を検証するでしょう。
あなたの責任感と強い意志で、これらを進めて行く事になると思います。プレッシャーも強くなるでしょう。
隠れた所に潜む「楽観」や「希望的観測」を洗い出してみる事がヒントになりそうです。
積み上げて来た技術自体は確かなものであり、弱点は「人の思い」である、という暗示があります。
ここでは、これまで鍛え上げて来た、あなたの「本物の人間的な情の通った采配」が試されるでしょう。
5月、あなたの仲間について再び、しっかりとした団結が見られるかも知れません。
依然、日常業務的な学習は続いていますが、馴れ合うことなく背筋を伸ばした いい緊張感があると思います。
後半になって来ると、密やかに心ときめくような出会いや、楽しみごとがあるかも知れません。
それはもしかすると、触れられないほど美しく 精神性の高いものであったり、
後に これまで学んで来たミッションに関わって来るような気配もあります。
6月にはそれが、日常過ごすとはまた違った もうひとつの「心の居場所」となるのかも知れません。
ストレスフルな日々に安らぎをくれるような、そんな場所や仮想の世界といった可能性もあります。
でも、本当に目を開いてしっかり見つめるべきものから、ややもすると遠ざかってしまう場所でもありそうです。
囲い込むのではなく、大きく手を広げて溢れさせるような そんな情愛を身に付けるべき学びの時期です。
この上半期、(だけではなく昨年からもずっと続いているのですが)あなたが向き合う事になるミッションは、
しっかりとした積み重ねから 本物の絆・本物の仲間を作る、という作業を通して
あなたの中に眠る 大海原のような深い愛情を呼び覚まし、その限界を超えて
広く人類愛とまで呼べるような場所へとたどり着くための、大きなポイント なのだと思います。