Spirit world

スピリチュアリズムの学び~霊的成長と共に物的証拠は必要としなくなる

相談事を仕事にするためには、まずはセラピスト自身の人間力を磨くこと

 
私が対面鑑定を仕事にするようになったのは、人生の折り返し地点が目前に迫った頃のこと。
タロットと占星術自体は少女の頃から勉強していましたが、
それまでは占いは趣味と割り切っていて、仕事にする気など全くありませんでした。

むしろ、自称ヒーラーや脅し系占い師のような人々に困惑させられることが多かったため、
「自分は絶対にそういう世界に入りたくない」とさえ思っていました。

それがどうして今、こうして実際にその分野に足を踏み入れるようになったかというと……
これまでにも何度か書いてきたのですが、生まれる前に決めてきた私の人生設計がそうなっているため、
「もうこれ以上は逃げきれないな」と自分で観念したからなのです。
 


 

とはいえ、年齢を経てからこの仕事を始めたことは、私にとってはベストなタイミングでした。
半生を通して体験すべき出来事をたくさん味わい、課題をクリアしてきたことが
自分の魂を大いに磨くことに繋がり、人間性を鍛えられていたのだと断言できるから。

相談事を仕事にするということは、「人様の人生の一部を垣間見させて頂く」ということです。
そのためには、まず自分自身がきちんとクリアになっていなければならない、と思っています。
でなければ、クライアントさんの問題に自己を投影してしまい、共倒れになる危険さえありますからね。

たとえどんなに技術や知識があったとしても、そこにセラピスト本人の人間力が伴わなければ
単なる知識の切り売り状態で終わってしまい、本来の「癒し」という目的は果たせません。
 
+++++++++++++++++++++++
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが……
私個人の身の周りに起きる不思議な現象も、流れはどんどん移り変わってきているように思います。

私の周りには元々「タロットカードが、あるはずのない場所に現れたり消えたり」といった
物理霊媒現象がわりと頻繁に発生していたのですが、
そういう出来事についても、私自身の霊的成長と共に次第に変化してきているようです。

■ カードが現れた時のエピソードはこちら:
 その① ⇒ タロットが教えてくれた父の旅立ち
 その② ⇒「23枚ある!?」タロット占いでの不思議な体験

霊的感性が高まっていくにつれて「目に見える現象」は必要としなくなる

 
こうした出来事は「物理霊媒現象(アボート)」と呼ばれるもので、
霊界がその存在を示すために、物質を通して見せてくれる現象だと言われています。
現代では、これまでの成果から精神的なスピリチュアリズムがグッと浸透してきたために、
物理的な現象を起こして世間の目や関心を引く必要性も、あまりなくなってきましたが……。
 

私自身も、近頃は物理霊媒的な現象はほとんど起きなくなりました。
霊的な能力というものは、同じ状態がずっと続いていくことは案外少なく
魂の資質が磨かれ、クリアになっていくにつれて だんだん変化していくものだと思っています。

例えば、以前は霊聴として人の声が外側からはっきりと聞こえたり、耳の中でドアチャイムが鳴ったり
あるいは霊視として霊体がその場に見えたり、ヴィジョンが見えたりしたことも多かったのですが、
最近ではそういうことはあまりなく、「理由は分からないけれどなぜか知っている」ことが増えました。

これは霊的な感性が鈍ったというよりも、むしろ私自身が成長してきたために
現象という物的・知覚的証拠をもはや必要としなくなったからだ、と思っています。
 

※参考までに・・・・・・
サイキック能力の種類には【4つのクレア】というものがあり、

・クレアセンティエンス(霊感)
・クレアボヤンス(透視、霊視)
・クレアオーディエンス(霊聴)
・クレアコグニザンス(透知、霊知)

という風に分類されています。(細かく分ければこれ以外にももっとありますが)
 
ちなみに、  サイキック能力は多かれ少なかれ誰にでもあり、それが優れているからといって
「神に選ばれた人間」「特別な才能の持ち主」だという訳ではありません。  

 
――近頃、自他共に関わってきたセッションを通して色々思うことがあったのですが、
占い師も含め、相談事に携わる仕事をしている人は、やはり自分自身をクリアに保つべきだなと……。

どんなにスピリチュアルな素養があっても、「自分は霊的に人より優れているのだ」といった
選民意識やスピリチュアルエゴに陥ってしまっては意味がありません。
人にどう思われるか、どう見られるかということを意識する必要はまったくなく、
私たちはただ、自分自身に真っ直ぐに向き合うことだけが求められているのだと思います。
 

 
しいて言うなら、私は「霊感の強さを前面に押し出すような人」とは
距離を置きつつ注意しながら付き合っている、といった感じでしょうか。

特にチャネリング系は、かつて英国人ミディアムの故ヘンリー・カミングさんの講義で聞いていたように
自分以外のものと繋がる=相手が高次の意識とは限らない(低波動の存在だという可能性もある)
ということをよく心得ておくべきだと思っています。
 

私が現在学んでいるミディアムシップの講師もよく言っているのですが、
霊界にいる存在が「自分の信奉する人物の姿をまとって現れる」ケースが多くあるそうで、
大天使やマリア様が現れたからといって、それが実際本物であるかどうかは分からないのです。

 

特別な人物だけが選ばれ、スピリチュアルリーダーになる時代ではない

 
もはや、何者かにお告げをもらう、といったことをありがたがる時代も終わりました。
目に見える証拠として、驚くような霊的現象を引き起こすことを霊界さえしなくなりました。

私たち一人一人が 自分自身にしっかりと向き合い、本来の魂の目的をきちんと思い出すこと――
それこそが、今この時代にふさわしい霊的成長の在り方であり、
誰か特別な人だけが撰ばれ、スピリチュアルリーダーとして活躍する訳ではないのだということを、 
私たちはぜひとも知っておきたいものですね。
 

私たちが真っ直ぐに自分を見つめ、少しでもクリアな魂に近付こうと努力を重ねていく限り、
霊界からも惜しみないサポートが送られてくることは、きっと間違いないはずですよ!
 

夕貴

夕貴

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占い鑑定士&ライター。
英国流近代スピリチュアリズムを学びつつ、肩肘張らない暮らしの中のスピリチュアルを実践中。
エンタメ化された現代の占いやスピリチュアル系ビジネスの流行に辟易し、ほぼアウトサイダーのような日々を送っています。

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